和菓子は貴族のお菓子

和菓子はお茶と共に発達してきたので貴族や武家に関係の深い京都、大阪、奈良、東京と言う場所は外せませんし、仙台、名古屋、金沢、松江などにもその土地独特の和菓子があります。
和菓子がいつ頃歴史に登場したか、詳しくは分かりませんが、原型となるものは遣唐使蛾中国から持ち帰ったものではないか、との説もあります。
特に和菓子は茶道の興隆と深い関係があり、和菓子はただ食べるというだけではなく、茶道という「侘び」「サビ」の世界と抹茶にマッチする芸術性をあの小さな姿に要求されます。
四季それぞれの風情を醸し出し、夏の季節であれば、葛や寒天などの涼しさを感じさせる材料を用いて透明感のある和菓子とし、秋には紅葉した木々を思い起こさせる和菓子にする、と言う季節感も表現の一つとして要求されます。
近くの和菓子屋やデパ地下にある和菓子店に可愛く並んでいる和菓子にも、こうやって見ると長い歴史があったんですね。
私の好きな和菓子は、季節を感じさせる栗鹿の子、栗きんとん、桜餅、柏餅などでおいしいですね。

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和菓子の材料は健康食品の塊

和菓子のレシピは数多くありますが、和菓子の材料は豆類の小豆や、いんげん、手亡(てぼう)などが餡になる主なもので、餡の原料となる豆類は栄養が豊富で「畑の肉」と言われ、世界が認めています。
日本でも脚気や腎臓などの疾患には、小豆を食べたり煮汁を飲むと、効果があると昔から言われていて、漢方の方では現在でも脚気や黄疸、腫れ物や湿疹などのための食事療法に利用されています。
それにもち米や米粉、小麦粉などの穀物、ごま、寒天、砂糖などを使い、わが師にしていきますが、どれをとっても太陽を一杯に浴びて育てられた自然の贈り物でする。
この様に和菓子は植物性タンパク質が主になり、ほとんどが植物性の栄養素なのでコレステロールの原因となる動物性脂肪は一般には含まれていませんので、洋菓子から見るとカロリーも少ないです。
また、どうも悪者扱いされがちな砂糖ですが、これは純粋な炭水化物で身体のエネルギー源になりますし、脳にとって唯一の栄養源、エネルギー源になる身体と脳の健康のためには、糖は欠かす事の出来ない大切な栄養素なのです。
この様に和菓子の材料はどれを取っても私達の身体の栄養成分として、必要な良質のたんぱく質を多く含んでいます。

和菓子の保存

和菓子は生菓子と言われるように、文字通り生きているお菓子ですから、出来るなら作りたてを食べる。
これが和菓子を一番美味しく食べる秘訣ですが、なかなかこの様には行きません。
少なくても、和菓子屋などから和菓子を買ってきたら、なるべく早くお茶など飲みながら、食べてしまうのがいいです。
食べきれない時は冷蔵庫で保管しますが、そのまま皿に載せて冷蔵庫に入れてしまったり、紙などの湿気を通してしまうもので包むと水分が失われて和菓子が固くなったり、乾燥して和菓子独特の歯ざわりや、味が変わってしまい、美味しく食べる事が出来ません。
でも、通販などで和菓子お取り寄せして、その日のうちに食べない時や、貰い物で数が多い時などは、冷気に直接触れないように密封容器や、なければ紙などで包んだ上からラップで包み、冷凍してください。
解凍する時は、食べる時間を考えて自然解凍し、間違ってもレンジなどで暖めないでください。
一度解凍したものは解凍後すぐに食べてください、時間と共に風味が損なわれます。
もちろん、一度解凍した物の再冷凍は絶対に止めてください。
そして、密封包装の和菓子は開封後は生菓子と同様に扱ってください。

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